まず、昼寝に「血圧を下げる」効果があるということは、ストレスを軽減するリラクゼーション効果があると言えます。
また、脳卒中などの脳血管障害の危険性を下げることを意味し、また生活習慣病の予防としても効果が期待されます。
広島大学総合科学部堀忠雄教授の研究室で行われた高齢者への実験 (13時に30分間昼寝を取った群と休憩するだけの群に分け、その前後で血圧を測定した。180p)では、昼寝をすると拡張期血圧で平均8.6ミリHg、収縮期血圧では平均15.6ミリHgの血圧効果がありました。一方、休憩をしただけの群では血圧の変化は認められませんでした。